赤外線サーモグラフィ【日本アビオニクス株式会社】発熱した人を検知
東京都は、コロナウィルス感染防止対策などのため、約250ある都立高校全てに体温感知機器の配置を検討しており、5月27日に開催される都議会に提出されるという報道がなされました。校舎の入り口などに赤外線サーモグラフィを設置することを想定し、区市町村立の小中学校や私立校にも導入額の半額を補助する方針という事です。
赤外線サーモグラフィは、物体から放射される熱エネルギーを受光し、温度分布として映像化する装置です。
主な用途では、電気設備診断・機械設備診断・温度異常監視などで利用されていますが、インフルエンザウィルスを始め新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から発熱した人間を検知するために空港検疫所を始め、様々な企業から注目を集めるようになりました。
コロナウィルス感染拡大防止のため非常事態宣言が発令され、多大な経済的影響を受けている外食産業、理容業界、整体師業界など濃厚接触が避けられないサービス業は、従業員も含め利用顧客の安心・安全を確保する上で、導入の検討が必要なアイテムになるかもしれません。
赤外線サーモグラフィの概要
人体の皮膚(体表)温度をリアルタイムに計測し、発熱者をチェック。
発熱者のスクリーニングとゲート機構等の制御を連動させることが可能。
●非接触で 安心・安全
リアルタイムの体表温計測により、スクリーニングの無人化を実現しました。
対人接触による感染の危険性を低減できます。
●より確かなスクリーニング
体表温の発熱状態を2次元の面分布で可視化します。
1点温度計測方式に比べ、広範囲の温度計測を行うため、より確かな体表温スクリーニングが可能となります。
●抑止力と企業イメージUP
来場者(入場者)へ自身の体表温分布画像を見せる事により、発熱者の入室を留まらせ、自社の高い安全衛生意識を社外へ知らせることにも役立ちます。
●納入実績
食品加工工場、データセンター、ホテル、医療機関、公共施設や学校、幼稚園、テーマパーク、一般企業などにおいて、安全衛生目的でご使用いただいております。
赤外線サーモグラフィの運用例
来訪者や出社時の社員の発熱発症を受付で素早く見つける事が可能です。
I/Fを充実させた据置設置型モデルで可視カメラとの併用が可能です。
アラーム情報をLANにて管理事務所、警備室に伝えます。
外来、従業員の発熱者スクリーニング運用事例
セミナ会場入り口での発熱者スクリーニング運用事例
製品ラインナップ
■高画質・多目的モデルの赤外線サーモグラフィカメラ
高画質・高精細な熱画像
高い基本性能で、多様なニーズに対応
世界初*カメラヘッド脱着型サーモグラフィ誕生!
測定作業を革新させるアングルフリーを実現
■高機能・高画質 ネットワーク対応 設置型モデルの赤外線サーモグラフィカメラ
最新の高感度・高画素VGAセンサと汎用プロトコルを搭載し、幅広い監視・制御システムの構築に威力を発揮!
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